【騙されない】韓国コスメの偽物（コピー）と本物の見分け方

韓国コスメを購入する際に気をつけたいのが、「偽物（コピー）」の存在です。

日本のコスメショップで販売されている韓国コスメは、薬機法に準拠していることから安心して購入できます。

しかし、ネット（通販）で購入する際には並行輸入品（個人輸入）が混ざっていることから、偽物を見極める方法を知っておかなくてはなりません。

そこで今回のコラムでは、韓国コスメの偽物（コピー）と本物の見分け方や、安心して購入できる店舗を紹介します。

通販で韓国コスメの偽物を見分けるチェックポイント

通販で韓国コスメの偽物（コピー）を見分けるチェックポイントは、以下のとおりです。

• 原産国は「韓国」か
• 商品発送元は「韓国」か
• 価格が異常に安くないか
• ブランドのロゴマークは正しいか
• パッケージは正規品と同じデザインか
• パッケージの質感は正規品と同じレベルか
• 製造年月日は記載されているか（PD・제조）
• 消費期限の表示はあるか（EXP・사용기한）
• ホログラムシールは貼られているか
• QRコードは公式ショップにつながるか
• 商品説明におかしい（怪しい）表記はないか（※）

おかしい（怪しい表記）とは、「特殊ルートで仕入れてシリアルナンバーがない」「箱と本体の仕入れ先が異なる」「ネット販売禁止等の理由で製品保証番号を切り取っている」などのことです。

あたかも当たり前に書かれていますが、本来であればこうした行為はNGです。

メルカリ等のフリマアプリは避けておく

通販で韓国コスメの偽物を買わないためにも、メルカリ等のフリマアプリを避けることも大切です。

現在、メルカリでは多くの韓国コスメが販売できない状態（規制が厳しくなった）ですが、今でも見かけることはあります。

また、フリマアプリに加えて、オークションも同様に危険な製品を含む可能性があるため、安心して購入できる場所とは言えませんね（見る目次第です）。

韓国コスメで偽物を避けて正規品を購入する手順

筆者が現在でも気をつけている「韓国コスメで偽物を避けて正規品を購入する手順」は、以下のとおりです。

1. 欲しいと感じる商品を見つける（いつものリサーチ）
2. 商品名を検索する
3. 通販サイトを選ぶ（公式orスタコリor Qoo10）
4. 出品者情報を確認する
5. 購入する

いつものように商品を見つけたら、検索して口コミや偽物の情報がないかを確認します。

また、通販サイトはいつも使っているものだけを固定として、別のものは在庫がない限り触れません。

出品者情報をチェックして、怪しいと感じたら高くても別のものを探すのもポイントです。

これで2023年2月時点でも、偽物に当たったことがありません。

韓国コスメが肌に悪いと言われる理由

韓国コスメを使ったら「肌が荒れた」「赤くなった」などの口コミを見聞きする人、絶対にいると思います。

この理由は主に「肌に合わない成分を使っているから」です。

日本には薬機法があり、認可されている成分のみを使用し、その配合量も細かく規定があります。

これを守っている場合に限り、日本のコスメショップにて取り扱い・販売が許可されていますから、日本人向けの成分と配合量のものだけを購入できるわけです。

一方で、韓国コスメは通販という購入先であれば、個人輸入（並行輸入品を含む）できますから、薬機法に関係なく購入できてしまいますよね。

そうすると、韓国基準で作られた成分配合・成分量のものを使用できることで「成分量が多すぎる」「日本人の肌に合わない成分に反応してしまう」といったことが起きてしまいます。

海外のコスメ全般にも言えることですが、日本人と外国の人では肌質が異なることで、適切な美容成分（量）にも微妙に違いが出てしまうことも想定しておきましょう。

単純に見分けるなら「パッケージに日本語表記がない」ものは、直輸入（並行輸入品）で韓国基準（化粧品法）のものです！

韓国コスメの購入で信頼できる店舗・ショップ一覧

あくまで信頼できるものであり、確実に正規品を購入できるとは限りません（公式ブランドサイトは除く）。

• 楽天市場
• Amazon
• Yahoo!ショッピング
• Qoo10
• スタイルコリアン
• ＠コスメショッピング
• 公式ブランドサイト

なお、公式ブランドサイトであっても、模倣して作られた偽サイトは世の中にいくらでもあります。

サイトのURLをしっかりと確認しておくことをおすすめします。

• URLにwwwが入っている（変な位置に）
• よく見るとスペルが異なる
• 保護されていない通信となっている など

例えば、Amazonなら「https://www.amazon.co.jp/」ですが、「https://www.amazon.co/」のように「jp」が抜けていたり、「https://www.amazan.co.jp/」のように「Amaz”a“n」になっていたりすることがあります。

【例】韓国コスメの公式ショップ一覧

韓国コスメの公式ショップを一覧で紹介しますので、参考にしてください。

• DHOLIC
• ETUDE
• MISSHA
• ISOI
• CLIO
• VTCOSMETICS
• innisfree
• 3CE
  →英語のみなので注意
• SKINFOOD

また、Qoo10や楽天にも公式ショップがあるのでチェックしてみても良いですね。

Qoo10の公式ショップは後日、特設ページでまとめますのでお待ちくださいませ。

Qoo10・楽天に韓国コスメの偽物があるというのは本当？

「Amazon」や「楽天市場」のようなサイトで、自由に商品を出品できることから偽物が取り扱われているのも実情です。

もちろん、運営も見つけ次第「アカウント停止措置および商品の削除」は徹底していますが、多くの人が利用しているなかで常に正常な状態で運営するのは至難の業です。

Qoo10も同様に、本物かどうかを見極める必要がありますし、フリーマーケット型のECモール（ヤフオクなど）でも同様でしょう。

韓国コスメのホログラムシールを見分けるアプリ

「Hidden Tag」と呼ばれるホログラムシールの認証が正しいかを見分けるアプリもあります。

ただ、正規品でも偽物という判断を受けることがあるため、100％の精度が保証されていないことに注意です！

韓国コスメと偽物に関するよくある質問

韓国コスメと偽物に関するよくある質問へ、まとめて回答します。

• 韓国コスメのパッケージが違うのは偽物？
• 韓国コスメのおまけ（サンプル）が違うのは偽物？
• 韓国コスメの偽物はどこからが多い？

韓国コスメのパッケージが違うのは偽物？

韓国コスメのパッケージは頻繁に変更されるため、偽物と一概にいうことはできません。

韓国化粧品のパッケージが偽物か本物かを見極めるには、パッケージとラベルに細心の注意を払う必要があります。

偽物は、しばしばオリジナルから逸脱したパッケージを持っているか、スペルミスや不完全なラベルが含まれています。

オンラインで製品の画像を確認し、パッケージが元のものと一致していることを確認してください。

オンラインでウェブサイトから購入する場合は、支払い情報を入力する前に、まずその会社について調べておくとよいでしょう。

最後に、異なるサイト間で製品の価格を比較します。

あるサイトが不審な割引価格（いわゆる安売り）で販売している場合、それは偽物である可能性が高くなるので避けておきましょうね。

韓国コスメのおまけ（サンプル）が違うのは偽物？

韓国コスメによくついてくるおまけ（サンプル）は、確かに違います。パッケージもよく変わるので、見分けがつきにくい特徴もあります。

ただ、ほとんどのサンプルは製品のミニバージョンで、フルサイズを購入する前に購入する製品の実際の感触を得ることができるのです。

オンラインショッピングの場合、サンプルは通常支払い後に追加されますが、これはメーカーから直接届いたものであり、同様に本物の商品であることを意味します。

気をつけなければならないのは、評判の良くないオンラインショップで偽物を買ってしまうこと。

また、偽物の化粧品の中には本物と同じ成分が含まれていないものもあり、肌に使用する際に危険な場合もあります。

韓国コスメを購入する際には、信頼できる評判の良いお店で購入することが大切です。

韓国コスメの偽物はどこからが多い？

韓国コスメの偽物の多くは、ネット上で見つけることができ、その製品の正規の販売者であると主張するサイトを通じて販売されています。

これらのサイトが信頼できるかどうかを判断するのは難しいこと。

安全性を保つためにも、公式サイトや有名な販売店（Qoo10やスタコリなどに出店された公式店舗など）、または返金保証を提供する業者を通じてのみ購入するようにしてください。

偽造品の出所としてよく知られているのが、地元の市場や中国ではないかとも言われています。

しかし、見た目で偽物を見分けるのは難しいので、本物と確信できる評判の良いお店で購入するようにしましょう。

今回のまとめ

通販で韓国コスメの偽物（コピー）を見分けるチェックポイントは、以下のとおりです。

• 原産国は「韓国」か
• 商品発送元は「韓国」か
• 価格が異常に安くないか
• ブランドのロゴマークは正しいか
• パッケージは正規品と同じデザインか
• パッケージの質感は正規品と同じレベルか
• 製造年月日は記載されているか（PD・제조）
• 消費期限の表示はあるか（EXP・사용기한）
• ホログラムシールは貼られているか
• QRコードは公式ショップにつながるか
• 商品説明におかしい（怪しい）表記はないか（※）

安さに飛びつくよりも安全性を重視すると、いくらかは高くつくケースがあるのも仕方ないのかもしれませんね（偽物であった場合の損害が大きいので）。

「ブランドおよび商品名＋正規品」という検索よりも、「ブランドおよび商品名＋公式」「ブランドおよび商品名＋正規店」などのキーワードから店舗を検索するのがおすすめです。